こんにちは!!
最近、石原さとみの広告を見て視力が上がった入社2年目、さえポン(@boogie_go)です。
突然ですが、面白い社内制度や福利厚生って、あるじゃないですか。
朝ご飯を食べないで出社しがちな僕としては、
「ドワンゴさんみたいに女子マネに朝から弁当を手渡されたい!」
って強く思うんですよね。強く。(この神制度、いまも続いているのだろうか…?!)
(参考:http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1308/28/news137.html )
調べてみたら、色々な会社で、ユニークな社内制度が実施されていました!
さいころでお給料を決める!「さいころ給」面白法人カヤック
(参考:http://www.mamoru-kun.com/tips/kayak-internal-systems/ )
失恋した社員の心を癒やすための、有給休暇!「失恋休暇」チカラコーポレーション
(参考:http://www.sankeibiz.jp/business/news/140216/bsg1402160701000-n1.htm )
最長20分寝れる、お昼寝部屋!「GMOシエスタ」GMOインターネット
(参考:http://style.nikkei.com/article/DGXKZO13386060V20C17A2NZ1P01?channel=DF061020161183 )
飼い猫と一緒に職場で過ごせる「猫同伴出勤」! ファーレイ株式会社
(参考:http://www.afpbb.com/articles/-/3128522 )
着ぐるみで仕事OK!「着ぐるみ福利厚生」株式会社ギャプライズ
(参考:https://linq.career-tasu.jp/magazine/gaprise/ )
僕は惚れやすく振られやすいんで、失恋休暇が羨ましいです!
次の恋に向かっていく勇気をくれる休暇って、素晴らしいですね!!
さて、僕がいるコルクという会社は、今年で創業5年目。
一流のクリエイターの才能によって生まれた物語をより広く、より深く、心に届けるため、日々働いています。単行本や漫画連載、WEBの記事の編集から、SNSを使ったり、リアルイベントをやったり…試行錯誤の連続です。
そして、働き方のルールや設備、社内制度もトライアンドエラーをしている段階で、早いスピードで変わっていきます。そんなコルクにも、文化として根付いている制度があるのです。
その名も、シャッフルランチ!
シャッフルランチとは…
ランチに行く人をランダムで決めて、隔週で3~4人でランチに行く制度。
そのランチ代は会社から1人につき2000円まで支給されます。
お店の予約する人もランダムのため、社長やCTOが予約係にまわることも。
普段ランチで2000円使うことなんて滅多にない生活を送っている僕としては、シャッフルランチの日にはタダで美味しいご飯が食べれることの喜びを感じまくっていました。
でも、なんでタダで(会社の金で)食べれるのでしょうか…?
よくよく考えてみれば、ランチ代だけでなく、
お昼に社員全員が外に1時間出るという時間的なコストも結構かかっています。
だって、日々情報を追いかける編集者たるもの、これぐらいの勢いで昼飯は済ませるべきなのかもしれません。
タダ飯を能天気に楽しんでいましたが、改めて考えると、
なぜこの制度が生まれたのか、うまく答えられません…アレ…オカシイ…オナカスイタ…
そこで!
コルクの創業メンバーである大久保さんに、改めて社内制度について聞いてみました!
ーなんでランチ代が出るの?
佐伯:単刀直入に、シャッフルランチって、なんでお金が会社から支給されるんですか?
大久保:シャッフルランチのそもそもの目的は、ご飯ではなくてコミュニケーションをとることにあります。
日常の業務では関わる機会が少ない人や、毎日会えない業務委託の人とも、仕事の話や好きな漫画や小説の話などをすることで、円滑なコミュニケーションが取れる土壌がつくられること、さらには毎日話している人同士でも打ち合わせとは違った「仕事スイッチオフのコミュニケーションの時間」を作ることによっていずれ組織が大きくなった時でも、結びつきの強い組織になっていきたいと思い会社から予算を出しているのです。
(そういえばシャッフルランチが始まるときに言っていたような…)
なるほど!だから毎月メンバーをシャッフルするんですね。
そう。だから食べ物の味だけに集中するのは、シャッフルランチ的にはよろしくないんですよ。
アヒャ~~!たまに肉に集中しすぎてますね。
チームをつくって協働していくための、社員同士のランチなんだから、しっかりコミュニケーションとってくださいね!!
(シャッフル回らない寿司ランチは無理か…)
ーほかの制度は?
もしかして、シャッフルランチ以外の制度も、やっぱり同じような理由ですか?
そうです。他には、月に一度、社員同士で上映会を開催したり映画を観に行く「コルクシネマ」や、エンターテイメントやレジャーに社員全員で触れる「コルクのおでかけ」があります。最近は、ディズニーランドにいきましたね。
.@corkagencyさんの「会社のチーム力を上げるために、平日朝から社員総出でディズニーランドに行ってツイッターをやってみました。」に大注目!みんなもう見たかなぁ!? https://t.co/LE1kLau3vR
— トゥギャッター公式 (@togetter_jp) May 17, 2017
90分待ちでスプラッシュマウンテンに乗る気しないから、せめて乗った気になるために、全く知らない人の写真だけ1300円出して買ったぜ。金があれば、体験が買える。これも立派な体験価値。というか誰? #コルクおでかけ #ディズニーランド #TDL pic.twitter.com/ImJzUwESs3
— 柿内芳文(編集者) (@kakkyoshifumi) May 12, 2017
もちろん話題の作品や名作、新しいエンタメに触れるという目的もありますが、それらを通して社員同士のコミュニケーションが活発になって、より結びつきの強いチームになることに繋げるのが、目的ですよ。
これから、3人以上の社員同士で、映画や舞台などエンターテイメントにかかる費用を1人につき2000円分、会社が支給する「CORK ASOBO」という制度も始まりますよー!
ギャーヤッター!どんどん素晴らしい社内制度が増えていきますね~~!
実際運営する側としては、てんこ盛りだな、という感じですね。
やはりコミュニケーションは、自発的に起きることがベストだと思っているので、それをより生むために、こちらから「こんなのコルクにはありますよ~。どうですか?」と言ってみんなに提案してみている段階です。
最近は、社内プロジェクトチームが立ち上がった後に、自発的に上映会イベントが生まれだしていて、始まりだしたかなーという感じです!
社内コミュニケーションを促す制度やシステムは、置きっぱなしの方がいいのか、徐々に無くしていって自発的なものだけにするのがいいのか、その塩梅がこれからの課題ですね。
フムフム……。
ゆくゆくは、社員同士の有志体に対して、部活のような形で、活動費を出して自由にコミュニケーションをとってもらえるような組織にしたいです!
では、ゆくゆくは赤ちゃんコスプレ部をつくりたいですね!
あ、やめてください。
社内制度って、やってる途中で「そもそもなんでやっているのか」忘れがちですよね。
大久保さんに直接聞けたおかげで、どういう理由で社内制度が生まれたか、はっきり分かりました!(シャッフルランチは、社員の食欲に応える制度ではなかったですね。)
社員がわくわくしながら仕事できる環境・組織づくりの部署である
「わくわく編集グループ」では、クリエイティブな組織を目指して、他の会社の人事企画の方に制度や施策を聞きながら勉強中です!
今後、会社見学の様子などもレポートしていければと思ってます。それではー!!