中途採用募集開始!コルクへの入社に興味がある方に向けて、社員が5000文字で内情を伝えます!


こんにちは! 「メインは法務(のはず)、その他諸々。」半井です。コルクで契約書を作ったり、経理をしたり、電子書籍を作ったり売ったり、バックオフィス全般を見たり、代表とケンカしたり、キャラクターが説明する規約を作ったりしている者です。

この度コルクでは、5年目を迎えて初めて、5つの職種の中途採用に、全社をあげて取り組みます。そこで、代表から書けと言われたので、 採用ページではお伝え出来ていないかもしれないリアルなコルクについて、また、どんな人に仲間になってもらいたいと思っているかについて、中の人がさらけだしてみたいと思います。

募集する5つの職種の具体的な業務内容とは

改めて、今回募集している職種はこちらです。

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それぞれの職務内容、必須経験、歓迎スキル等は、採用ページでご確認いただくとして、こちらではより具体的な業務内容を説明します。

コミュニティプロデューサー

作家と一緒に作品を作る編集業務と、作家・作品を中心としたコミュニティを運営する業務、その両方を行っていただきます。作品作りだけではないところが、編集者とは異なるところでしょうか。

一例をあげると、コルク所属クリエイターさんの公式サイト、Twitter、facebookなどのSNSやメールマガジン、その内容を考え実際に書いているのはコミュニティプロデューサーです。これらは彼らの仕事の一部であって、全てではありませんが、コミュニティプロデューサーとして入社いただいた方とまず一緒にやりたいのは、SNSの運用や、コミュニティ運営にかかる企画業務なので、ぜひ見ておいてください。コルクのメンバーのツイッターをフォローしていただくのもいいかもしれません。

より将来的なビジョンはこちらの佐渡島のインタビューをどうぞ。

「コルクラボ始動、佐渡島庸平が「コミュニティプロデューサー」を育成するワケ」

人々が遊びに飽きてきているかもしれない今、求められている「遊び」は何なのか。メンバーが共通言語を持つ「コミュニティ」の中で行われるコミュニケーションにそのヒントがあるかもしれない。作家、作品を中心としたコミュニティを作っていくと、いずれは出版を超える規模のビジネスになるかもしれない。そして、作家の世界観を全体で、人の人生の中に織り込めるようになるかもしれない。

そんな考えのもと、コルクはコミュニティプロデューサーを中心に、小山宙哉さんのファンクラブを運営したり、安野モヨコさんのSNSを運用したり、伊東潤さんと読書会を開いたりしています。

社員の佐伯が書いたこちらのブログも読んでみてください。

「佐渡島さんの名前は知ってるけど、実際コルクって何してるの?」と言われすぎるコルク社員が、中の仕事をちゃんと解説します!

WEBディレクター

「WEBディレクター」と称していますが、実際には、一般的な「WEBディレクター」の仕事におさまらない、より広範囲の業務をお願いすることになると思っています。

職務内容にも記載している通り、「作品制作・イベント・物販の進行管理」などもあるので、WEB制作だけには収まらない、プロジェクト進行管理、と言える場合もあるかもしれません。 ただ、コルクの仕事でWEBにかかわらないで良い仕事はほとんどありませんから、「WEBディレクター」として募集をしています。

例えば、先日始動した「クリエイターズ宇宙兄弟×メルカリ」

“クリエイターズ宇宙兄弟×メルカリ”が本日12/9からスタート!!一体何ができるの?その疑問に答えますっ!

こちらはスタッフの遠畑がメルカリさんと合同で企画をするぞ!と決まったところから携わってくれて、

・WEBサイトのワイヤーフレームを切る
・記載する文章を書く
・法務担当に規約を作らせる
・画像作成をデザイナーに依頼する
・そのための素材を集める
・エンジニアにコーディングを依頼する
・(メルカリさんと相談しながら)プレスリリースを書く
・SNSの投稿をする
・Fabcafeさんとの関連イベントを企画する

(…まだまだあるけど書ききれない)などを一貫して担ってくれました。ディレクションもしつつ、そのスケジュールや方針に合わせて実際に自分でも手を動かす必要がある、それがコルクのWEBディレクターです。

商品企画

コルクが物販、商品化を行っていることについて、物販責任者の黒川はこう説明しています。

“コルクは、作家や作品の世界観を、お客様に届けることが使命だと考えています。世界観が届けられる媒体のひとつは「本」ですが、「作品の中の感情を呼び起こすもの」や、「作品を読んでいる時に一緒に持っていたいもの」という商品も世界観を届ける手段だと思っています。”

佐渡島のいう、「作家の頭の中をパブリッシュする」手段のひとつである、作品世界の商品化。まさにその商品企画から実際に届けるところまでを一緒にやって欲しい、というポジションです。

小山宙哉さんや安野モヨコさんのオフィシャルストアを見て、「自分だったらこんな商品を作って、こんなふうにファンと盛り上がりたい!」という妄想、いやアイデアが止まらないあなたはぜひご応募ください。

経理

コルクの入出金にかかる全ての業務をお願いしたいので、おのずとコルク全体で今何が行なわれているのか、把握することが出来るようになる面白ポジションです。

原稿料や二次使用料などの請求書を発行し、入金されたことが確認出来たら、その作品のクリエイターさんに正しくお支払いする。その案件のためにお仕事をお願いした方にもお支払いする。きめ細かい注意力が必要な、コルクという会社の信用にかかる、重要な仕事です。
私自身、他社での経理の経験がないので想像になるところもありますが、おそらくちょっと複雑です。細かい計算や、Excelとの格闘が苦でない方におすすめです。

フルスタック・エンジニア

コルクでは、クリエイターが完成させた作品をただサイトに掲載したりSNSに投稿したりするだけではなく、常にあたらしい表現にチャレンジしたり、作品のファンのためのプラットフォームを構築しています。

作品を中心としたWeb・アプリなどへの展開は、コルクでしか出来ないことではないかと思っています。コンテンツが好き、にとどまらず、一緒に何か作りたい方にぜひ来ていただきたいです。

 

コルクが「求める人物像」って?

一緒に働く仲間には、コルクのビジョンに深く共感しておいて欲しい。その方が、きっと仕事が楽しくなると思うからです。そこで、そのビジョンにも深く関係している、全職種共通の「求める人物像」も、現場で働く人間の視点から具体的にお伝えしましょう。

ネット時代の新しいエンターテイメントの世界を、コルクというチームで作っていきたい人

これはつまり、「エンターテイメント」とはなにかという定義から、考え続けられる人ではないかと思います。だって「新しい」エンターテイメントの世界ですから、おそらく定義からして異なるわけです。そしてそれを「コルクというチーム」で作るのです。

コルクという会社の文化自体がまだまだこれから醸成されていく段階です。「エンターテイメント」の世界を作る会社はどんな会社でありたいだろう?という組織作りも、コルクのメンバーのひとりとして、受身にはならず、自分の仕事だと思ってもらえる人と一緒に作っていきたいです。

本を読んだり、映画を観たり、絵をみたり、音楽を聴く事が大好きで、深く理解しようとする人

ここのポイントは「深く理解しようとする」という点だと思います。クリエイターとコミュニティプロデューサーが身近にいる環境で感じるのは、彼らは本質的な問いについて、それはそれはしつこくずっと考え続けているということ。ものごとの本質について常に思考しているということ。

それはただ本が好き、漫画が好き、というレベルの関心ではありません。作品について、表現について、技術について、人について、そして自分について、深く観察し、思考し、理解しようとし続ける、そこにはある種の変態性があります。生半可な「好き」ではない、狂気を求めています。

トップクリエイターの才能を「心に届ける」ために、自身の知識・経験・時間を使いたい人

「心に届ける」って、どういうことでしょうね。コルクのメンバーも試行錯誤しています。少なくとも今言えることは、クリエイターが作品に込めた思いを深く理解しなければ、どのようにして読者の心まで届けられるかを考えられないであろう、ということ。

そして、届け方を想像したり工夫したりするためには、自分自身の心で受け取った経験を、きちんと言語化して、他人に伝えることが出来て、だれか自分以外の人に対して再現する力が必要だと考えています。

また、「自身の知識・経験・時間を使う」というところにも、意識的にクリエイティブであってほしいと思います。先のインタビューで佐渡島も働き方に触れているので、そのあたりもぜひご参考に。新しい働き方をどんどん作り上げていきましょう。

チームとコミュニケーションをとりながら、ユーザー視点に立った提案や行動ができる人

はい、この「チーム」という言葉。どの会社でも大切かとは思いますが、コルクに入ると想像以上に何度も耳にすると思います。何かを成し遂げるためには、一人がいくら熱狂していても実現出来なくて、必ず誰かの力が必要ですよね。

コルクは一つの職種にかかる業務しかしていない人はいません。「ファンクラブイベントでファンを楽しませるぞ!」と決まったら、「私は別の職種なので関係ありません」と言う人はいない。「こういう役割が必要だろうから私がやるね」「この人はきっとこれが得意だからお願いしよう」と、メンバー内でその役割や分担が決まっていきます。

「何か実現させたいアイデアがある人が、他の人に気持ち良く協力してもらうためのコミュニケーション」と、「誰かが困っていそうなときに、すっと声と手が出せるコミュニケーション」。どちらもが日常的に行なわれています。でもまだまだ足りていない。まだまだ下手くそです。

コルクの指針にもあるのですが「まきこむ」力のある人、そして積極的に「まきこまれる」力のある人を求めています。

新しい仲間を募集すること

コルクはいったい何をやっている会社なのか。いまだに私も一言で表すことが出来ません。 ではどんな会社なのか。その答えのひとつであり、知っておいていただきたいのは「仮説を検証しようとしている」会社だと言えるかもしれません。

出版社ではなく「作家のためのエージェント」を立ち上げることが、出版・コンテンツビジネス全体、クリエイター、読者、みんなにとって良いのではないか…という仮説からはじまったコルクは、日々「仮説─情報─仮説の再構築─実行─検証」を行っています。

長いスパンでまだ情報を集めている段階のものもあれば、短いサイクルで実行と検証を行なっているフェーズのものもありますが、コルクの全ての業務は、クリエイターとファンのため、こんな未来を作るとみんながハッピーになるのではないか、という仮説の実証の積み重ねです。

今、4年間で積み重ねてきた情報や、そこで行った検証によって、コルクは新しいフェーズを迎えています。次に実行したい、楽しいことがあるのに、今のメンバーだけではそれが実現出来ない。だから助けて欲しいというのが半分、そして「こんなに楽しいのだから一緒にみんなでやろうよ、そうしたらもっと楽しめるから!」という気持ちが半分ずつくらいだなというのが、正直なところです。

最後に

方向性の話に寄ってしまいましたが、「いやいやもっと具体的な中のこと知りたいんだよ!」というお声もあるかもしれないので、こちらのQ&Aにないことを先回りして答えておくと

・入社時期は相談可能です! なるべく早く来ていただきたい気持ちはありますが、転職される場合のことなどはよーくわかっているので、待ちます。が、とはいえ今回の応募、いつまでも待つわけにはいかないので、いったんの目処としては4月くらいでしょうか。
・面接は複数回行います。絶対何回やるか、などのルールは決めていないです。でも出来るだけ多くのメンバーに会ってもらうつもりです。
・ツイッター、重要です。作品を多くの方の心に届けるためには、フォロワー数は多いにこしたことはない。とはいえ、とはいえ、それだけではないです。もちろん総合的に判断させていただきます。
・大企業のような手厚い福利厚生は、あまり期待できないかもしれません。とはいえ、企業文化を作っている段階なので、こういうことを会社に希望する! という声はいつでもどこでもあげてください。会社にある本と漫画と雑誌は読み放題です。産休を経て復活したスタッフもいます。
・月に2回のシャッフルランチ、月1回のコルクシネマ(終業後にみんなで会社で映画を観てます)、月1回のおでかけ(脱出ゲームをしたり、いろいろ企画中)、などの行事があります。最後までやりきるならなんでも企画OKです。
・夏休みや年末年始、しっかり休みましょう、という文化です。働き方、自分の時間の使い方までもデザイン出来るような人と、仕事を楽しみたいです。

まだまだ伝えきれていないことも多いと思いますが、ぜひコルクの活動を見てみて、新しい未来を一緒に作れそうか、想像してみてください。 もっと聞きたい、ということがあれば、いつでもお問い合わせくださいませ

 

直接話を聞きたいという方のために、採用説明会を行います。

日時:2月19日(日)13時から15時
場所:コルクオフィス(渋谷駅または原宿駅からそれぞれ10分)
申込方法:こちらのpeatixページからお申込みください
代表の佐渡島、CTO萬田、コミュニティープロデューサーの柿内、黒川と、私半井が登壇します。
みなさまとお話出来ることを楽しみにしています!

(ご好評につき満席となりました。第2部の受付を開始いたしましたので、後述のフォームよりご予約をお願いいたします)

説明会、ご好評につき第2部を開催いたします。

日時:2月19日(日)15時から17時
場所:コルクオフィス(渋谷駅または原宿駅からそれぞれ10分)
申込方法:こちらのpeatixページからお申込みください
代表の佐渡島、CTO萬田、コミュニティープロデューサーの柿内、黒川と、私半井が登壇します。
みなさまとお話出来ることを楽しみにしています!