苦手なことを知って、才能を引き出す組織に変える。ストレングスファインダーを全社導入してみた


こんにちは! コルクでコミュニティープロデューサーをしている佐伯です。
今日は作品の話ではなく「コルクで導入してかなり良かったこと」をお話できればと思います。

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向いてない仕事を任されたり、苦手な事をやれと言われた結果……
「なんでこんな当たり前のことが出来ないんだ!?」
と言われ、落ち込む。そして、その悪循環から、なかなか抜け出せない…。

…こういう苦しい状況って、職場で起きませんか? じつは少し前まで、コルクでも結構、起きていました。

悪循環から抜け出して、強い組織に、強いチームにしていこう!という組織づくりの一環で来ていただいた長尾彰さん(@AkiraNagao)に勧められたのが「ストレングスファインダー」でした。コルク代表の佐渡島が「社員合宿のときに話すから、皆やっといてー。」とざっくりオススメしてきたので、半信半疑でやってみた結果……

自他ともに、納得するような診断結果ばかり!
社内環境が、かなり改良したように思います。

そもそも、「ストレングスファインダー」とは?


「この人は、アイデアを出すのが得意だな」

「この人は、きめ細やかなフォローが出来るな」

そんな個々の性格って、普段感覚では把握しているけど、あまり言語化して互いに話すことは、あまりしないですよね。そして、あくまでも個人の肌感に委ねられたり、時には、表面的なイメージと、本質的な強みが異なっていたり……。

ですが、マーカス・バッキンガム氏が作った「ストレングスファインダー」という診断サービスでは、34パターンに分類された「資質」の中から、その人の強い「資質」がハッキリと定義されます。
30分ほどのWebでのテストを行うことで「34 の資質で自分が強く持っているもののランキングが分かります。

ストレングスファインダー 34の資質:
アレンジ 運命思考 回復志向、学習欲 活発性 共感性 競争性 規律性 原点思考 公平性 個別化 コミュニケーション 最上志向 自我 自己確信 社交性 収集心 指令性 慎重さ 信念 親密性 成長促進 責任感 戦略性 達成欲 着想 調和性 適応性 内省 分析思考 包含 ポジティブ 未来志向 目標志向

各々の資質がわかり、それを共有したことでコルクでの会話も変化がありました。

「ブレストには”着想″を持った人が居た方がいいね」
「反省会をするなら、”回復志向”の人が居た方が、次のミスが少なくなる」

など、座組みを組む時や、組織編成に参考になる部分はかなり大きいと思います。

コルクでも「○○さんは”未来志向”だからな〜」「今の、○○さんの”慎重さ”でてる!」とそれぞれの資質が共通言語となって、強みと苦手なことが客観的に理解出来るようになりました。

ストレングスファインダーの診断方法

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『さあ、才能に目覚めよう』という本の巻末に、1回のみ診断できるコードがついています。(1冊につき1回しか診断できないので、古本にご注意です。)

また、WEB上で診断だけもできるのですが、本にはそれぞれ「資質」の強みをどのように組み合わせると有効かが書いてあるので、チームメンバー全員で本を読みながらやってみるのがオススメです!

この本の著者であるマーカス・バッキンガム氏はアメリカの世論調査やコンサルティングを行っているギャラップ社で、17年間、世界トップレベルの職場のリーダーやマネージャーを調査してきた人物。彼が勤めるギャラップ社では、分野を問わず、傑出した才能を持つ200万人の人々の調査してきました。そして、その調査結果を観察し「34の資質のパターン」を抽出したのだそうです。

 

 

コルク社内の「資質」の診断結果は…

 

コルクで全員「ストレングスファインダー」を実施した後、チームづくりの重要な指標のひとつとなりました。社内だけでなく、担当しているクリエイターにオススメしてやってもらう編集者もいたほどです。そんな社内の「資質」の診断の結果を、ちょっと紹介していきますね。

【萬田大作】(コルクのCTO,右側で右肩上がりをしている方です。)

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1位 収集心
2位 学習欲
3位 内省
4位 指令性
5位 目標志向

【収集心】
「あなたは知りたがり屋です。あなたはものを収集します。(中略)そしてあなたのような考え方の人は、いろいろなものに好奇心を覚えるのです。世界はかぎりなく変化に富んでいて複雑なので、とても刺激的です。」

【学習欲】
「あなたは学ぶことが大好きです。あなたが最も関心を持つテーマは、あなたのほかの資質や経験によって決まりますが、それがなんであれ、あなたはいつも学ぶ「プロセス」に心を惹かれます。内容や結果よりもプロセスこそが、あなたにとっては刺激的なのです。」

萬田さん( )は、リクルートから転職してコルクに来ました。今まで出版業界、漫画や物語づくりに関することにはノータッチだった分、資質の1位「収集心」と2位「学習欲」のコンボによって、関連書籍や勉強になりそうな本を集めて読みまくってます。また、じつは、とどまらぬ「学習欲」からライザップに通ってスパルタ体調管理も勉強されてます。(ムキムキなCTOを目指してる…のかな。)

 

【仲山優姫】(小山宙哉、平野啓一郎、こやまこいこの担当編集)

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1位 着想
2位 アレンジ
3位 最上志向
4位 個別化
5位 達成欲

【着想】

「あなたはだれでも知っている世の中の事柄を取り上げ、それをひっくり返すことに非常に喜びを感じます。それによって人々は、その事柄を、変わっているけれど意外な角度から眺めることができます。あなたはこのような着想すべてが大好きです。」

【最上志向】
「優秀であること、平均ではなく。これがあなたの基準です。平均以下の何かを平均より少し上に引き上げるには大変な努力を要しますが、あなたはそこにまったく意味を見出しません。同様に努力を要しますが、平均以上の何かを最高のものに高めることのほうが、はるかに胸踊ります。」

アイデアマン、かつ、より良いものを求める志向の仲山さん。社内での過ごし方も、下らないことから他の社員へのサプライズプレゼントなど、楽しむアイデアに溢れています。ほら、社内でもインターンを「楳図かずお風」にしていたり…。

また、本人は自分で34位まで追加料金を払って調べていて、「慎重さ」が最下位だったそうです。(笑)

 

【池田達宣】 (バックエンドエンジニア)

1位 収集心
2位 回復志向
3位 内省
4位 学習欲
5位 公平性

【回復志向】

「なたは問題を解決することが大好きです。さらなる困難に遭遇するとうろたえる人もいますが、あなたはそれによって力を与えられます。あなたは症状を分析し、何が悪いのかを突き止め、解決策を見出すという挑戦を愉しみます」

【公平性】
「あなたにとって、バランスはとても大切です。あなたは、地位とは関係なく人々を平等に扱う必要性を強く信じています。ですから、あなたはだれか一人が特別扱いされることを望みません。(中略)あなたは、規則が明確でだれにでも平等に適用される矛盾のない環境で、人々は最高の働きをすると信じています。」

コルクに3月前に入社したエンジニアの池田さん。2位の「回復志向」から、池田さんは社内のサーバーダウンに関して凄く敏感です。今まで色々な人のストレングスファインダーを見てきた印象だと、バックエンドエンジニアの方には「回復志向」の資質を持っている方が多い気がします。

その人がふだんから無意識的にしている行動が、かなり当てはまるのが、このストレングスファインダーの面白いところです。

ちなみに、このブログを書いている僕の強みは…

【佐伯英毅】(テンプリズムの担当編集)

1位 自我
2位 社交性
3位 親密性
4位 目標志向
5位 ポジティブ

【自我】
「あなたは、他人の眼にとても重要な人間として映りたいのです。もっとはっきり言えば、あなたは認められたいのです。あなたは聞いてほしいのです。あなたは目立ちたいのです。あなたは知られたいのです。」

1位、自我なんです。

最近、コルクの行動指針となった、「さらけだす、やりすぎる、まきこむ」「さらけだす」を実践して、社内の全員に「おはよう」じゃなく「佐伯、おはよう」と名前を呼んで下さい!と恥ずかしがりながら願望をさらけだして言い回っています。(名前を呼んでもらうのが、好きなんです。)

前のブログ記事で、自分の写真が無限に増幅されたときも、嬉しかったです。

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そして、この記事も、「自我」の発露で、PVが欲しくて欲しくてたまらない思いで書いてます。絶対にシェアしてくださいね…!!(白目)

【自我】(再掲)
「あなたは目立ちたいのです。あなたは知られたいのです。」
また、僕はツイッター上でも、「自我」強めな投稿をしています。

ほら、にじみでてませんか。
月間PV1位をとったったぞ感が。社長より数字持ってるぞ感が。
そしたら社長にこう指摘されました。(笑)

……さて、あなたの「資質」は何でしょうか。
ぜひ、あなたの会社のチームメンバーと一緒に、「ストレングスファインダー」診断をやってみてくださいね

「ストレングスファインダー」が収録されている、『さあ、才能に目覚めよう』はこちらです。