二次元を愛するオタクだった私が、なぜか三次元の熱狂の渦中に…!? HiGH&LOWの魅力をお伝えします #HiGH_LOW


こんにちは、コルクで物販を担当している松岡(@108mlps)といいます。

 

突然ですが私は漫画やアニメが好きなオタク歴17年のアラサーです。中学生のときにハンターハンター封神演義テニスの王子様などジャンプの作品をきっかけにオタクになり、そこから二次元の道まっしぐら。イベントのために遠征したり、キャラクターの誕生日にはケーキを買ってお祝いしたり戦国BASARAにハマったときは全国の史跡巡りをしたり、ネットで知り合った仲間とオフ会したり…めいっぱい色んな作品を楽しんできました。作品やキャラを好きな気持ちをどうしても表現したくて、コスプレ同人活動もやっていました。

 

そんなキモオタの私が社会人となり、新卒で入ったのがアニメ制作会社。2社を経てコルクへやってきました。社会に出てからもずーっと趣味を仕事にしているOL(オタクレディ)です。

私がいま、ここ1年ほどハマっているのが「HiGH&LOW」

 

 

色んなエンタメを日々見たり触れたりする中でも、この作品は圧倒的に凄くて、私自身を大きく変えました。価値観までも大きく変わりました。

そこまで人を変え、熱狂させるのはなぜなのか?作品を世に届け、たくさんの人を熱狂させるべくコルクでものづくりの仕事をするうえで、この作品から学ぶところが実は多くあります。

 

この場を借りて布教活動 紹介をしたいのですが、だれか話聞いてくれないかな……と思っていたところにエンジニアの池田さんが。

私のキモオタの部分が多少出てしまうかもしれないので、気持ち悪いと思った方は、遠慮なくこのブログを閉じてください。

 

池田さ~ん。ikedasan

松岡「池田さん。HiGH&LOWやばいですよ。去年の夏から沼にいます」

池田「ハイアンドロー……?わかりませんでした。なんですか?」

high_low

池田「よくわからないですけど、EXILEの人たちが出てるやつなんですか?松岡さんってそういうのまったく興味なさそうなので意外なんですが……」

松岡「はい。17年以上オタクとして主に二次元に生きてきたので、いわゆるリア充層やパリピの方々に圧倒的に支援されているLDHのアーティストには縁がないものだと思っていました。

以前、運動不足を解消しようとヒップホップのダンスを習いに行ったことがあるんですけど、課題曲がチューチュートレインになったことを理由に辞めました。あ、楽曲自体を否定してるわけではないんですよ。ダンスも凄くかっこいいし。

ただ私なんかのようなキモオタがチューチュートレインを踊る姿が身の丈に合わず無様すぎて、それを鏡超しに直面しないといけないのが辛くて。」

池田「よっぽど世界が違ったんですね。」

松岡「はい。でもHiGH&LOWにハマってから私は変わりました。」

 

池田「あ。この時、何かと思いましたよ(黙ってたけど)」

松岡「HiGH&LOWに登場する鬼邪高(おやこう)のバンダナを手に入れて、この時はオヤコ―の女のつもりで出社しました」

池田「服装にこだわりが強かったのに、がらりと変わりましたね……

HIGH&LOWってそんなに魅力が?」

松岡まって。HiGH&LOWです。iは小文字でお願いします

 

【ハイローの魅力を3行で語る】

松岡「この作品の良さを簡潔に伝えたいんですが、基本的に『やばい』『シャブい』としか言えない。語彙力失う。もう無理。」

池田「いや、もう少し説明していただけますか。3行くらいで。そもそもシャブいって何・・・?」

松岡「あえて説明するとですね。

キャラクター作りが記号的でわかりやすく、二次元的であることや、チームごとに信念やテーマ曲なども決まっててチーム推しがしやすいのがポイントです。それから、普段チーム間でいがみ合ったり殴ったり戦ったりしてるけど、コミカルなシーンでは仲良くご飯食べてたりキャッキャしててそういうギャップがね。控え目に言って最高。オタク受けする要素てんこもりです。それからキャスティングもいいんですよね。EXILEや三代目J Soul BrothersなどLDH所属のアーティストが沢山出演していて、彼らの個性を生かしたキャスティングなのもそうだし、それだけでなく若手俳優の窪田正孝くんとか、D-BOYSの山田裕貴くんとか、早乙女太一さんとか、ゴールデンボンバーとか、凄いバラエティ豊かな豪華キャストが出演してるんですよ。華やかで本当に絵になります。全員主役。ジャンルの違うイケメンたちが勢ぞろい。ピンクの特攻服を着たレディースチームはE-Girlsの可愛い女の子たち。チームごとにジャンルの違うファッション。派手でかっこいいアクションシーン。ヒップホップやダンスミュージックなどテンションの上がる楽曲の数々。 楽しいに決まってますよね?

池田「いや、あの、3行超えてますけど」

松岡「私がハマったのはHiGH&LOW THE MOVIEが上映されたころなんですけど。その時点で2.5次元舞台沼にいる友人たちがザワつき始めたんですよね。みんなEXILEとか無縁のはずなのに。なんかハイローがやばいらしいぞと。そのザワつきが尋常じゃなかったんで、ドラマを見はじめたところ、シーズン1の3話で見事に落ちました。村山さんが活躍する話数なんですけど。村山さん嫌いなオタクいないですからね。」

池田「え?村山さんって誰?」

松岡「鬼邪高の番長です。大体のオタクはここでまず落ちます。

ドラマがあまりにシャブすぎて2日間引きこもって全話何回も見て、曲とかも聴きまくって、友達に布教する時間も待てなくて一人で映画見に行って。その後、勝手にチケット取って映画行く前に友達にドラマ見せて布教活動して。『タダだから』って言い張ってました。」

池田「いや、タダじゃないですよね。映画鑑賞料金の1800円くらいを払ってるわけですよね。」

松岡実質無料です※」

※1800円以上の価値を感じたことによる個人的主観であり、実際有料です。

 

【コンテンツ展開の広さ】

松岡「それから、ハイローのコンテンツ展開が本当に多様で、あっという間にオタクたちは取り込まれていきました。作中のキャラによるインスタの投稿や、展示イベントもあり、コミカライズもあり、で」

池田「ドラマ発でしたっけ。結構展開してますね」

松岡「中でも私がLDH自体に取り込まれたきっかけは昨年の『HiGH&LOW THE LIVE』です。

ハイローの世界観を守りながら繰り広げられた、キャストをはじめとしたLDHのアーティストのパフォーマンスによる大規模なライブエンタテイメントです。

チケットが取れなかったのでライブビューイングで観たのですが、あまりにすごくてずっと目が血走ってました。渋谷の街からの帰り道、パリピになったつもりで肩で風を切って歩きました。自分が変わった瞬間でした。その後、『三代目っぽい歩き方』を社内で披露したりしてました」

池田「でもただのライブですよね?」

松岡何いってんすか琥珀さん!!!」

池田「?池田です」

松岡「ドラマや映画で見てたキャラが実在する瞬間を目の当たりにしたんですよ!!(えー!?コブラちゃん存在したの!?あ、がんちゃんかわいいね~おみくんも作画よすぎるね~~)

そう、実在したうえでダンスや歌など普段の彼らの活動の圧倒的パフォーマンスを初めて見る。世界観の作り込みや盛り上げ方もすごいんです。琥珀さん(AKIRA)がボンネットに乗って車で登場するのとか最高にシャブい。あれこそハイローの世界観です。

池田「シャブってやっぱりよくわかりません」

松岡「それから最近ではよみうりランドで開催されているハイローランドに遊びに行きました。コラボアトラクションや展示、上映イベント、フードエリアなど盛りだくさんの内容で、作品の世界観に浸れて最高に楽しかったです。あまりに高まりすぎて、ここがSWORD地区だと思ってチンピラみたいな恰好で行ってARフォトスポットとかでポーズ決めまくってきました。気持ちが入りすぎて、つい。」

池田「SWORD地区って何ですか?」

松岡「作中に出てくる地域です。彼らギャングたちはSWORD地区を守っているのです。どうやったら戸籍移せるかなあ」

【合言葉は ラブ ドリーム ハピネス】

 

松岡「公式の供給がひと段落した中、周りのハイロー沼のオタクたちは見事にLDHのアーティストに落ちていきました。

EXILE THE SECONDにはまった友人は、メンバーであるTETSUYAさんのやってるAMAZING COFFEEに毎週通ってますし、みんな各グループに散っていきましたね」

池田「TETSUYAさんって、ハイローに出てないですよね?そこまで?」

松岡凄いのは、その導線づくりです。ハイローの作中で、チームをたくさん出してどこかにチーム愛を持たせる。THE MOVIEは各チーム協力して戦う総力戦で、それをみたらより箱推しになる。その強まったチーム愛が、公式のLDHアーティストへのチーム愛へと変わっていく。この感情の流れはいたって自然です。LDHのアーティストって、どのアーティストも作品も、カフェやファッションブランドも、コンセプトがブレないんですよ。軸がラブ ドリーム ハピネス。そういう誠実さが安心してついていけるポイントです。やってることは変わらないんです。

ハイローにおいても作中だけでなく様々なコラボでアートディレクションなどが徹底していて、そうやって世界観が守られているからこそ、安心していろんな楽しみ方ができるんです。福利厚生が充実したジャンルにいれて私は幸せです。

池田「え?いま福利厚生って言いました?」

松岡「?はい」

池田「……なんかとりあえず手厚そうで、計算し尽された大きなエンタテイメントですね。」

松岡「そうなんですよ。THE MOVIE2が公開されたところですし、池田さん履修しといた方がいいですよ。とりあえずシーズン1の3話まで見ましょう。村山さんが出てくるとこ熱いですから。タイマンの殴り合いって魂のコミュニケーションなんですよ。それが彼らの表現なんです。もう、私もマジで喧嘩強くなりたい!!池田さん相手してくれません?

あ、その前に、Huluは初回二週間無料で観れますからまず登録しましょう。あ、これこれ、村山さん。(本編のスクショ画像などをみせながら)でも池田さんだったら結構ラスカルズ(WHITE RASCALSというチーム)合いそうだなー。池田さんラスカルズ入ったらいいんじゃないですか?私は最近は達磨の女ですけど。チーム分かれたらかえって均衡を保てますね

池田「……考えておきます」

 

 

池田さんの反応が好感触で嬉しいですね!ムゲンは仲間を見捨てねえ!

 

……と、少し語りすぎてしまいましたが、魅力をまとめると、こちら。

blog3

普段接するジャンルとは違う作品から学べることはとても多いです。

自分が何かにハマって熱狂する気持ち、語りたくなる気持ち、ものが欲しくなる気持ち、こだわりを持ってしまう気持ち……。そんな気持ちを参考にしながら、仕事に生かして(?)います。

何かおもしろいエンタメ作品などがあったら、みなさんぜひ教えてくださいね。とりあえず、秋に続編の公開も控えていますので、今年下半期を最高に楽しむにはハイローが欠かせないですよ。

では皆さん、SWORD地区で会いましょう!

 

松岡

【過去にわたしが書いた記事はこちら。】

・コルクブログ「映画館での絶叫OK!サイリウムOK! 大ヒット作品「キンプリ」応援上映から学ぶ、煌めきに満ちたエンタメ体験」

宇宙兄弟「ムッタの月面レジャーマット」コラム記事(グッズ企画・制作担当)

<せりか基金通信>みんなの気持ちをのせて広がる「せりか基金」。支援いただいた“仲間”をご紹介(グッズ企画・制作担当)