月に一度の映画鑑賞会。コルクの社内カルチャー紹介第一弾「コルクシネマ」


こんにちは!

コルクで写植やデザインを担当しているロック(@rockinsanmyaku)です。 (写植とは、漫画家さんの手書き文字を打ち文字になおしていくことです。)

みなさんの会社にはどんな習慣がありますか?

コルクでは、「クリエイティビティを高めるための習慣を作ろう」と話し合ったり、「社内コミュニケーションが活発になるにはどうしたらいいだろう?」ということを考える時間があります。

そんな中、9月から取り入れられた新しい習慣が「コルクシネマ」!

月に1度、社内で映画の上映会を行いみんなで鑑賞する……というシンプルなものなのですが、これがとっても好評で盛り上がっているので、その内容を語らせていただきます!

 

「コルクシネマ」は月に1度、オフィスのプロジェクターとスクリーンを使って映画鑑賞をする会。
お菓子と飲み物を揃えたり、良質のスピーカーを用意したりと、なかなかこだわって準備しています。

このみんなで鑑賞する「コルクシネマ」は今年の9月からスタートしたのですが、以前は「おすすめ映画作品を指名したい社員に紹介し、リレー形式で順におすすめ作品を鑑賞していく」という形式で、映画などを購入して各々プライベートな時間に観ていました。
しかし「コンテンツの楽しさを世界に届けるためには、まずコルクの社員自身がコンテンツを1番楽しむ!」ということをモットーに、そして「みんなでリラックスしてコンテンツを楽しめる時間を過ごそう!」という文化作りのため、みんなで過ごす時間に変わりました!

 

記念すべき第1回の上映作品は…『アニメ宇宙兄弟#0』!

『宇宙兄弟』とはコルクで編集担当している作品で、漫画家・小山宙哉が描く、二人で月に立つことを誓い、夢に向かって走り続ける兄弟の物語です。(小山さんについてはこちらの記事をどうぞ)

そして、『アニメ宇宙兄弟#0』は約2年半前、劇場公開されたアニメ作品。劇場公開版から更に小山さんの編集がはいり、絵を書き直したり新しく声優さんに演じてもらったり多く含め、この度DVD化!『宇宙兄弟』29巻発売時にも、限定版セットとして発売されました。

そして発売当日の9月23日に『宇宙兄弟』の編集担当ではないスタッフも集まり、アニメ作品を、社内で揃って鑑賞することにしたのです。

『アニメ宇宙兄弟#0』のあらすじは…「いつだって、どんな逆境がおとずれたとしても、そのときに自分にできることをまず考えて、前向きな一歩を踏みだそうとするムッタ。ドーハの悲劇から始まり、ムッタが会社をクビにされるシーンからはじまる『宇宙兄弟』。その前に、ムッタはどんな会社員生活を送っていて、こども時代のヒビトとムッタは、どんなわんぱくな兄弟だったのでしょう…?『宇宙兄弟』のはじまりに繋がる、大切なプロローグ『宇宙兄弟#0』。ムッタとヒビトの“勇気”を描いた物語。

新刊の発売日は、ファンの方も一番心待ちにしてくださっている1日。私たちもわくわくとスクリーンの前に集まり『アニメ宇宙兄弟#0」を観て、「29巻をすぐ読みたい」と盛り上がりました。

最後は、みんなの感想をまとめて、『宇宙兄弟』担当編集のユヒコ(@Yuhiiiidayo)から原作者である小山宙哉さんへ渡してもらいました。

第2回のコルクシネマはハロウィンパーティー!

続けて行った第2回目のコルクシネマは『E.T.』。

ハロウィンも兼ねて、子供連れの社員もみれるようにと選出。宇宙兄弟チームが開発した「宇宙服風ルームウェア」を着て鑑賞することになりました(笑)。 

私は『E.T. 』を10年以上ぶりに観たのですが、昔とは感じ方が違ったり、記憶違いの部分もあったり……。(実は指先と指先をくっつけるシーンはないんですよね。)

第2回のコルクシネマも、とっても盛り上がりました!

編集担当のスタッフは社内課題図書として読んでいる「映画を書くためにあなたがしなくてはならないこと シド・フィールドの脚本術」の内容と照らし合わせて考えて、古い作品だからか「最近のハリウッド主流のプロットとちがう」という観点で分析した感想もありました。

そして今月は大人な空気で『チャイナタウン』を鑑賞します!
(社内ではこのようなチラシをわたしが用意し、社内に告知しています。)

cinema

上映後、みんなで感想を語り合う時にはいろんな話題が出ます。
どこが印象的だったか、共感したか、感動したかを、鑑賞直後に同じテンションで語り合えるのは嬉しいことだなとしみじみ実感します。
感想に紐づくエピソードで、相手の知らない一面を知ったり、作品の分析の内容を語り合っていることから自分の知らない知識を学んだり。自分の正直な感情の動きを見つめ直すことはとても重要な事だとしているので、鑑賞直後に感想を言語化することはいいトレーニングになります。
(私はあまり感想などを述べるのが得意じゃないのです。)

コルクでは「コルクシネマ」以外にも課題図書を決め、みんなで同じ本を読んで、テーマを設けて会話をしたり、話題の映画やエンタメをみんなで観に行ったり色んな方向で社内文化を作っていこうとしています。

こうやって、企業文化を築き上げていく過程に参加できるというのは貴重な機会で面白いことだなと思います。 そこで知った面白い作品情報などは、コルク(@corkagency)のツイッターでつぶやいてくので、是非チェックしてみてください!